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当院の人工歯根

大切な「歯根膜」と人工歯根

歯根膜(しこんまく)は、歯の根と骨の間にある薄い組織です。歯は骨に直接ついているのではなく、歯根膜によって支えられています。衝撃をやわらげるクッションの役割や、噛む力・食べ物の硬さを感じ取る働きがあり、歯を長く健康に保つために欠かせない組織です。

歯根膜

歯根膜には豊富な血管があり、歯に酸素や栄養を届けるとともに、免疫機能を支えています。一方、一般的なインプラントは骨と直接結合するため歯根膜は存在せず、本来の機能は回復しません。そのため、歯根膜がある天然歯とは異なる特徴があり、以下のような点に注意が必要です。

  • 噛んだときの衝撃や圧力が緩和されずそのまま伝わってしまう

  • 噛み合わせの歯に衝撃が加わりやすく破折などに繋がるリスクが高くなる

  • 加齢などで周りの歯が自然に動くことがあってもインプラントの歯はそれに合わせて動くことができない

比較

第2の永久歯を目指した人工歯根治療

歯を失った際の治療として、インプラントは広く知られています。一般的なインプラント治療では、人工歯根を骨に直接結合させることで高い固定性を得ています。一方、当院で導入している人工歯根療法では、単なる固定だけではなく、生体との調和や長期的な機能回復を重視した治療を行っています。

インプラント
人工歯根

天然歯に近い機能回復へ

当院では、見た目の回復だけでなく日常生活の中で快適に使用できることを大切にしています。噛む機能の回復はもちろん、周囲組織とのバランスや咬み合わせとの調和を考慮しながら治療を行うことで、より自然な使用感と長期的な安定性を目指しています。単に失った歯の代わりをつくるのではなく、お口全体の機能を回復し健康な状態を維持することを重視しています。

長期的な口腔環境を考えた治療

歯を失うと、欠損した部分だけではなく周囲の歯や噛み合わせ、顎の骨にもさまざまな影響が及びます。そのため当院では、現在の状態だけではなく、将来的なお口全体のバランスも見据えながら治療計画を立案しています。残っている歯への負担や清掃のしやすさ、メンテナンスの継続性なども考慮し、長期的に安定した口腔環境の維持につなげています。

第2の永久歯という考え方

天然歯は、一度失うと元に戻ることはありません。当院では、失われた機能をできる限り天然歯に近づけることを目指し、噛む機能や周囲組織との調和まで考えた人工歯根治療を行っています。人工歯根を、長く機能する第2の永久歯と考え、将来のお口の健康を見据えた治療をおこなっています。

一家団欒
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